ドコモショップ


目線に訴えることが最も効果的

カイゼン前

駅からスグ、とても良い場所にあるのに、通り過ぎてから「何処ですか?」と電話が入るのがショップの悩みだった。調査に行くと、目線に訴えるものが非常に少ない。コンビニのように帯状の横長のサインがあるが、駅に近いビルが密集しているような場所(繁華街等)では以外に見過ごされてしまう。上を見て歩く人はまず居ない。またそのような場所では、ウインドウデュスプレイも対視認性にはあまり機能しない。

 

カイゼン後

①駅からの導線へ、目線に合わせて敷地ギリギリに斜めの大型サインボードを設置。②ウインドウディスプレイを一切ヤメ、ウインドウ内部からモニターのみが目立つように工夫。③駅から逆の導線には、目線に「Do Co Mo」の小型のサインボードを設置。④外壁にサイン効果を出すために、照明でライトアップ。⑤その他入口ガラス戸の目線に、サインをシート貼り等行いました。以後、もちろん「何処ですか?」の電話は入らなくなり、スタッフがその説明に時間を取られるコトは無くなりました。

 

★Before → After → Before → After の順で写真が表示されます。2枚目の写真は、頭上の帯状の看板の照明が消えている状態ですが、目線の斜めのサインのほうが(1枚目のBeforeより)確実に認識されるのがわかります。


模型による、さまざまな検討。