下記は2013年8月に、フェイスブックページに書き込んだものですが、
整理の意味でこちらへ転載します。
(以下が転載文)
「データの正確性なんていらない。言いたいメッセージを書いて、それがわかるようなデータを作れ」
今朝の日経MJは、マックの社長交代の記事が一面トップだった。コーヒー販売強化のため、無料券を全国のマックで大量i配布したのは有名なコトだが、上記はその際、社内に向けて語った言葉だという。
命を受けた社員は・・・(無料券配布→集客増)←証明するデータ作成。コレに一生懸命取組んだというが、導き出せなかった。そこで原田氏は、「数字より目的と熱意、実行力が重要」という事を伝えたかったらしい。
また、「マーケティングの3原則はベストを尽くす、一流を目指す、妥協しない」とも、常々語っていたという。
自分の仕事にも置き換え、初心にかえりあらためて考えさせられた。マーケティングというカッコイイ?言葉を使うと、ついつい話が理屈っぽくなる。しかし、仕事を通じていつも感じてきたのが、原田氏が言うようなわかりやすく明確な言葉の力と、志がいかに大切で結果を導き出すかと言う事だ。
多くのクライアントをサポートして来て、成功事例には必ず原田氏のような人の存在が大きいと感じる。それは、必ずしも経営者とは限らず、熱心な担当者のコトもある。
数字だけを追わず、人間の感覚や直感を大切にして、その判断材料のひとつとして数字を使う。数字をあまりにも優先して、売れるものだけを売り、売れなくなる店も多い。
例えば客単価を上げるために、売れ無い高価な商品を置く・・・すると、お客様の店に対するイメージや、価格感に変化が現れる。結果は数字に現れるが、数字だけを見ているとこのような発想は生まれない。
多くのクライアントから、実践で学ばせて頂き実証させて頂いてきた数々のコトがある。本当だよな・・・と頭のなかでいろんなコトが蘇るような記事だった。