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大→中→小 お客様をどう導くか?

前回と同じカテゴリー、「導き」のお話しをします。

 

お客様はお店をどう見ているか?

どう感じているか?

という言い方のほうが正しいかもしれませんが・・・

 

あなたもお店に入るとき、論理的な分析なんてしませんよね。

(この辺の、理論と感覚の話しはまた別にしたいと思います。)

 

 

下の写真を見てください。(以前撮った写真です)

近所の出来事なので、書くのはまずいかもしれないのですけれど・・・(笑)

 

 

だいぶ古くなったビルの外壁など、リニューアルされました。

と同時に1F部分のお店3件のファサードもリニューアル!

とってもキレイになりました。

直す前の写真がなくて残念ですが、本当にキレイになりました。

 

 

が、、見ての通りバラバラなんです・・・

 

恐らく ですが・・・

 

ビルオーナー側は、テントで統一を図ったのだと思います。

でも見ておわかりだと思いますが、やっぱりバラバラなんです。

 

 

でも、こういうのって、

なんとなく歩いていると、それなりに見えたりするものなんです。

そして写真などで静止画で客観的に見たり、言われたりすると・・・

ほ~んとにバラバラですネ!なんて話がよく有ります。

現実って動画ですから、けっこう問題なく?見える事があります。

 

でもでも、人間って優秀で、

プロのように説明できなくても、色々皆さん「感じて」いるんです。

 

 

例えば、ココ(写真)、

3件の店が、少しガマンして統一感を出せば、

結局それぞれの店にメリットがあったはずです。

 

イマの状態では、お店をチッポケに見せてしまう。

 

左のヘアサロンが、唯一壁面を使っていますが、

この部分とテントの部分をうまく使って3店舗に統一感を出せば、

劇的にビルの印象が良くなるだけでなく、(ビルの印象が良ければお店にもメリット)

自分の店だけでは出せない視認性を生み、とても明るい印象へと変化したはずです。

1だったものが1.5や2や3、場合によっては数十倍へと変化する事があるんです。

つまりエゴを出さないほうが得するのです。

 

店のカラーを出す部分と、ビル全体のモノとして感じる部分と、

そのバランスをキチンと判断しなければなりません。

 

コレは、店内も全て同じです。

例えば物販の場合、自己主張する部分と、店のつくりに融合させる部分と。

棚割から考えないとわかり難い(買い難い)店になりますよね。

 

 

お客様の導き方の基本は、わかりやすく言えば新聞と同じ。

大見出し→中見出し→小見出し→記事の中身 となる。

 

いまこの写真の状態は、大見出しに何が書いてあるのか?

何が言いたいのか、判らないといった様な印象を受けてしまいます。

そんな新聞の記事には興味も沸かないし、読む気にもなりませんよね。

そう言うと、言い過ぎかもしれませんけれど・・・

 

だから一見さんが多い場所では、より判りやすい「号外」(笑)が良い訳ですよね。

 

 

そんな事考えながら町を見ると、とっても面白くなるんです。

 

あ~でももったいない。同じお金でもっと集客効果がでて、

イマまで利用した事が無い人の、気持を変える事が出来たかも知れないのに。。。

 

但し常に例外はありますよ・・・念のため。

 

 

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