この夏、「ぐんま天文台」に行きました。
先日紹介したミュージアムと同じ、磯崎新氏の設計した施設です。
もちろん興味があったので行ってみたのですが・・・
ほとんど下調べもせずに行ったものですから、現地に着いて、
と言うよりも、、、
しばらくして、なんという場所にあるものかと驚きました!
パーキングの案内に沿って駐車場に入ると、ガラガラだったので、
「おうおうすいているじゃないか!」と、ちょっとうれしい気持ち。。。
ところで天文台はどこ?
木の橋がかかっていて、その先に木の階段がず~と続いているんです。
スタート地点?には熊よけの鈴が置いてあるし・・・?
サインを見ると、どうやらそこから行くようなので、随分登りそうだけどしかたなく出発進行!
しかし、行けども行けども天文台がない!
もう汗びっしょり・・・
ところどころに熊よけの鐘がぶら下がっていて、
登ることに飽きるので、、、が~~んが~~んと鳴らしながら歩きました。
いいかげん疲れてきたころ、上から下ってくる人がいました。
「あとどのくらいで天文台ですか?」・・・「ココが半分くらいだと思いますよ」
がーーん!
皆さんやっぱり下調べは必要です~。
そりゃそうですよね。
車がどんどん走るような場所じゃ、空気が汚れてダメですよね。
しかし、たどり着いたときには山登りのような達成感とともに、
建物に入ると、なんともいえない充実感が沸いてきて・・・
この施設の計画は、それも計算に入っているんじゃないかと思えるくらいでした。
こういった、“生身の感触”は数字では決して測れない感動を呼びますね。
私達は家族みんなで、天文台の外にあるストーンサークル(インドのモノを再現した)
の周りの芝生で大の字になり、空がとっても近いような感覚を楽しみました。
これから来る秋、とってもとっても気持ちがいいんじゃないでしょうか。
足のじょうぶな方は是非どうぞ!
私の場合、
苦労したところはもちろん印象に残るだけでなく、また行きたくなってしまいます。
数年前に徹夜で登った富士山もそうなんです。いつもまた登りたくなる衝動にかられます。
やっぱり、バカは高いところが好き!ってやつでしょうかね~。
ぐんま天文台は、足の不自由な人など、
パーキングから電話をすると迎えに来てくれるそうです。
関係者用の道路はちゃんとあります。